山形駅から電車とバスで銀山温泉へ!おすすめは朝 日帰り入浴も出来る|2019 旅行記

2019年→2020年 年末年始の旅

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今回は【2019年 銀山温泉(山形県)旅行記】をお届けします。

山形駅から電車とバスで銀山温泉へ

2019年12月30日、早朝の山形駅にやって来ました。

5時53分発、奥羽本線の始発電車「新庄行」に乗車。向かう先は大正ロマン漂うノスタルジックな温泉街・銀山温泉です。

山形駅からおよそ1時間、銀山温泉の最寄り駅・大石田駅に到着。山形駅周辺には雪がありませんでしたが、大石田駅周辺はすっかり銀世界が広がっています。

大石田駅から銀山温泉まではバスで行くのが一般的ですが、この時間はまだ運行がありません。

そこで今回は、大石田駅から約3.5kmほど離れた場所にある尾花沢市役所まで歩きます。

こちらは除雪車。道路は綺麗に除雪されているので、歩くのに苦労はありません。

また、気温は-1℃ですが、歩いているとそこまで寒くもありません。

大石田駅から40分ほど歩いて、「雪とスイカと花笠のまち尾花沢」の市役所に到着しました。

尾花沢市役所からは7時50分発のバスに乗り、銀山温泉へ向かいます。

銀山温泉へ向かうにあたって、駅から3km以上歩いてバスに乗るというアクセス方法は全く紹介されていないため、観光客と思われる人はほとんど乗っていません。

ということで朝8時半前、銀山温泉(尾花沢市)に到着しました。バス停から少し歩いて、温泉街へやって来ると…

ポスターなどでよく見る銀山温泉の景色が広がります。まるで時代をタイムスリップしたような雰囲気です。

銀山温泉は朝がおすすめ

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台とも言われる人気の観光地ですが、この時間から歩いている人はほとんどいません。

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朝早い時間に訪れて正解でした。帰りのバスまで2時間ほどあるので、しばらく銀山温泉を散策します。

銀山温泉の歴史

銀山温泉にある築90年の旅館・古山閣の正面玄関横にあるのが「銀山・山の神神社の分社」。

こちらの案内板によると、あの松尾芭蕉(1644~1694)も旅の道中で銀山温泉を訪れたそうです。

銀山温泉の「銀山」の名前の由来は、近くにある延沢銀山。1630年代(江戸時代初期)には、日本三大銀山に数えられた銀山ですが、1689年に事実上の閉山。現在、鉱山跡は鍾乳洞として整備されており、見学することも出来ます。

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わき道には湯気が立っていました。銀山の麓の町として栄えた当時から温泉はあったそうです。銀山閉山後も温泉街は残り、1741年から本格的に温泉地として栄えるようになりました。

しかし1913年、銀山川の大洪水で、ほとんどの温泉宿が流されてしまったそうです。その後は温泉の湧出量も少なく、川の水の影響で温度も下がり、温泉の利用は伸びませんでした。

1926年、ようやく高温多量の湯が湧出。これをきっかけに、各旅館が再起を目指して建て替えを行い、橋や沿道の整備も行われ、現在のような温泉街が完成しました。

銀山温泉の雪景色

現在川沿いに並ぶのは温泉宿と、写真のようなお土産屋さん。コンビニや売店はありません。

温泉街を抜けた先にある「白銀の滝」までやって来ました。この先にある「白銀公園」は冬季閉鎖なので、歩いて行けるのはここまで。

温泉街はそこまで広くはありません。バス停から白銀の滝まで、約20分で歩くことが出来る距離感です。

ちなみにこちらは尾花沢駅にあった看板。雪の量が全く違います。どうやら銀山温泉では、雪の量が減っているそうで、この時期に来るお客さんからは「思ったよりも雪景色が見れなかった」という声が多く上がっているそうです。

日帰り入浴も出来る

銀山温泉では無料で温泉を楽しむことも出来ます。この蛇口から出ているのも温泉です。

こちらの足湯は無料!一方銀山温泉は「温泉宿」がほとんどで、日帰り入浴が可能な「公衆浴場」は少なめです。

今回はそんな数少ない日帰り温泉「しろがね湯」を利用します。朝9時オープンで、大人1人500円です。

お風呂ひとつの小さな温泉ですが、シャンプーや石鹸もありました。最初は私ともう1人のおっちゃんしかいませんでしたが、間もなく続々と人が入ってきたので、30分ほどで退散。

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バスの時間まではお土産探し。山形県名物『さくらんぼ漬け』をゲットしてバス停へ戻ります。

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大石田駅から到着したバスは満員状態。さらには団体ツアーのバスも来ていました。日帰りで銀山温泉を訪れる場合は、朝の静かな時間がおすすめです。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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